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2017年 北医体Touitai


2017年 北医体Touitai

対 弘前大学医学部 2−1 ○
対 山形大学医学部 2−0 ○
対 新潟大学医学部 0−2 ×
結果 2勝1敗 決勝トーナメント初戦敗退


  • 敢為邁往

 6年の富田、主将で4年の藤畑、そして1年の、現役部員全員が揃う最後の大会となる北医体。主力の怪我等もある中、北医体ベスト4を目標とし、敢為邁往の思いで北医体を迎えた。

東医体
 第1試合目の相手は、弘前大学医学部。昨年度準優勝のチームであり、強力なエースが在籍している。 まず1セット目、序盤1−2の場面で志賀が相手エースをブロックし流れを掴んだ。その後相手のミスで3連続ポイントを取るなど、好調な出だしであった。しかしその後は弘前大のエースとセンターを中心とした攻撃に押され、一時16−16の同点となった。だがここで踏ん張ったのはレフトの森越、金子であった。レフトからや、金子の強烈なバックアタックなどによるスパイクポイントで流れを取り戻し、また富田のサービスエース、藤畑のネットプレーも続き、25−20で第1セットを取った。  続いて第2セット。第1セットとは逆に、序盤弘前大に4連続ポイントを取られ、0−4となった。しかし北医も金子のスパイクや藤畑のブロックでポイントを重ね、5−5に追いついた。ここからは拮抗した流れとなった。20−19の場面で森越と交代でピンチサーバーとして辻野を投入するも、流れは変わらず、お互いにスパイクやミスが相次ぎ21−21の同点となる。しかしここで流れを掴んだのは弘前大であった。エースのブロックをものともしない破壊力のあるスパイクで得点を許した上に、北医のサーブミスや繋ぎのミスにより、23−25で第2セットを落としてしまった。  そして運命の第3セット。第2セットの悪い流れを払拭できず、北医のミスだけで1−6と大幅なリードを許してしまった。しかしここから、北医のブロックからの攻撃という理想の形が出来始めた。センターの藤畑、志賀を中心にワンタッチを取り、石津、新堂が繋ぎ、相手のミスを誘発することが出来た。終盤には焦りであろうか、弘前大がミスを連発し、25−17で第3セットを取り、セットカウント2−1で弘前大から勝利を収めた。  第2試合は山形大学医学部。エースが不在であったが、高身長センターを有しているチームである。決勝リーグ自力進出のかかった試合であった。 まず第1セット、序盤はお互いに硬さが見られるも、山形大がスパイクとサービスエースで1−4とした。しかし、その悪い流れを断ち切り、北医を勢いづかせたのは、レフトの森越、金子であった。森越のスパイクや、金子の2連続サービスエースにより11−5と突き放した。そこからは、お互いにスパイクやドリブル、タッチネットなどのミスで点を取り合い、22−19となった。ここで北医のミスで23−22とされるも、最後は金子のブロックの上からのスパイクにより、25−22で第1セットを取った。  第2セット。序盤に金子の軟打と鋭角のスパイクや志賀のダイレクト、藤畑のブロックなどによって8−3とした。中盤では山形大のクイックにより9−8とされるも、森越、志賀、金子のスパイクが通り、15−10とした。中盤以降は、新堂、石津を中心としたディグが効き、ボールのつなぎが多くみられるようになった。なかなか決定打をお互いに与えることが出来ず、逆にミスにより点を与えあう試合展開となった。24−17の場面で森越に代えピンチサーバーとして辻野を投入。辻野の良いサーブにより山形大が崩れ、スパイクミスを誘った。北医は25−17で第2セットも取り、山形大にセットカウント2−0のストレート勝ちを収めた。これにより予選リーグ全勝、決勝トーナメント進出を果たした。   2日目、決勝リーグ初戦は新潟大学医学部。昨年、決勝トーナメント初戦で敗れたチームである。安定した守備と攻撃力を持っており、非常にバランスの良いチームであった。 第1セット、最初の得点を新潟大のサービスエースで取られるが、金子の巧みなスパイクで1−1とした。そこからはお互いにスパイクポイントを取り合い、シーソーゲームとなった。途中には富田のサービスエースも飛び出した。中盤以降は両チーム、互いのスパイクを拾い始めた。北医は新堂がノーブロックの強打をレシーブするなど、リベロ中心にレシーブが機能し始めた。しかし新潟大も金子、森越のスパイクをブロックに当てはじめ、簡単には点が取れないようになった。後半、森越のスパイクが走り始め、22−19とする。しかし、新潟大のセンター、レフトのストレート攻撃が止められず、最後もコンビ攻撃を決められ23−25と惜しくも第1セットを落とした。 第2セット。このセットは終始新潟大のペースであった。序盤、新潟大のエースの攻撃が止められず、2−10にまでリードを広げられる。途中、金子のサービスエースや志賀のブロックが出るも、新潟大の、金子や森越のスパイクをブロックに当てカウンターという流れを阻止することが出来ず、16−25で第2セットを落とし、セットカウント0−2で敗北、決勝トーナメント初戦敗退となった。  今大会は昨年同様決勝トーナメント初戦敗退となり、非常に悔しいものとなった。しかし今大会を通じて、繋ぎの部分が次第に良くなった部分もあると思われる。特に対新潟大第1セットは、それが明確に表れていた。レフトの攻撃力は高いので、いかにそこまでつなげるか、またいかに連続ミスをなくすかという部分が今後の課題である。今大会でマネージャーの田中と山下が引退となった。今まで北医バレー部を支えていただき、本当にありがとうございました。

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