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2017年 春学連 Harugakuren


2017年 春学連Harugakuren

対 札幌学院大学 2−0 〇
対 酪農学園大学 2−0 〇
結果 2勝0敗 5部 第1位


  • 新チーム始動

 春学連までの長く辛い冬練期間によって確実に力をつけてきた北医バレーボール部。さらに春の新歓で入部してくれたバレー経験者、金子を表レフトに、新堂をリベロに配置してこの大会に臨んだ。

東医体

 初戦の相手は札幌学院大学だった。昨年の秋学連では敗北した相手であり、絶対にリベンジを果たしたいところであった。  第1セットは森越のサービスエースから幸先の良いスタートを切った。1−0の場面で相手はツーアタックを選択してきたが、新堂が好レシーブでセッターに繋ぎ、金子がブロックの上から豪快にストレートに叩き込んだ。新入生コンビの好プレーで流れを掴んだ北医はその後も金子のオープンスパイクや志賀のサービスエース、また相手のミスで得点差をつけた。11−4となったところで相手がたまらずタイムアウトを取った。タイムアウト明け、相手の速攻が決まり流れを切られたかと思われたが、富田の弾道の低いサーブで相手を崩し返ってきたチャンスを森越が決めるという形で試合を進め、19−5まで8連続ポイントと波を引き寄せた。この場面で相手のプッシュが決まり連続得点は途切れるも、依然として勢いは変わらず25−8で第1セットを取った。  第2セットは相手の2連続サービスエースで幕を開けた。0−2の場面で新堂の好カットが入るも、レフト金子のスパイクはブロックに阻まれそのラリーを落とした。次ぐラリーがヘルドボールとなり一旦試合が中断され、0−3の場面から試合再開となった。サーブカットが乱れるも富田がワンハンドトスでなんとか繋ぎ、金子がプッシュで相手を乱し、返ってきたチャンスをしっかり金子が決めこのセット初得点となった。北医はこの得点で落ち着きを取り戻し、5−4と逆転した。ここから畳みかけたいところだったが、金子のスパイクミスや石津のカットミスもあり5−7と再逆転を許してしまった。いやなムードが漂い始めたものの、直後の相手のサーブを石津がしっかりセッターへと返球し藤畑のブロックを躱すBクイックが決まりそれを払拭した。この後札学院と北医が互いにレフトスパイクで1点を取り合った。 ここから富田のサーブが続き相手のネットタッチ、森越のスパイク、藤畑のネット際での玉落としによって連続得点を挙げた。10−8とした場面で相手の好カットからのAクイックが決まった。直後の得点は取り返し、藤畑の伸びのあるサーブが相手カット陣を乱し志賀の玉落とし、森越の二段スパイクなどで再び連続得点を挙げた。ここで相手がタイムアウトを取ったものの、藤畑がその後のサーブをミスしてしまい相手にサーブ権を渡してしまった。14−10の場面から一進一退の攻防が続き15−11の場面で森越に代わり辻野がサーバーとなった。辻野のチャンスの安定感などで金子も調子を取り戻し、スパイクを次々決め連続得点を積み重ねた。相手が4点を取る間に9点を取り、24−15とした。最後は相手のカットミスから返ってきたチャンスを森越が決め、セットカウント2−0で北医が勝利した。  第2試合は酪農学園大学が相手であった。札幌学院大学戦と同じく昨年のリベンジマッチとなった。  第1セットの入りは互角だった。試合が動いたのは2−2の場面からだった。相手のミスが連続し、労せずして6−2とリードした。その後もスパイクを決められてしまう場面はあったものの、サーブミスやスパイクミスに助けられ11−5とリードを広げた。この場面でスパイクの際に森越の腕がネットに触れてしまい、相手にサーブ権を渡した。その後相手のフローターサーブや強気のスパイクに苦しめられ13−11と追いつかれてしまったが、相手のミススパイクで北医が14点目をマークするとそこから相手のミス8つを含む10連続得点を果たし、最後は金子のスパイクで締め25−12とし第1セット目を取った。  第2セット目、序盤はお互いミスが目立ち5−4と競った展開が続いた。その後相手のスパイクが決まりだし、逆に森越のレフトスパイクが決まらず苦しい展開となった。なんとかローテーションを回し、金子が前衛になったところで辻野のサービスエースなどもあり徐々に落ち着きを取り戻した。その後は相手の再三にわたるサーブミスやスパイクミスに助けられ、17−17と追いついた。相手のスパイクで1点返されるが相手のオーバーネット、ネットタッチ、サーブミスがあり、20−18となんとか先に20点台にのせることができた。調子を崩した森越のレフトスパイクがなかなか機能せず20−20と追いつかれ焦りが見えてきたが、幸運にも相手のサーブミスに助けられ一歩リードする。そこから金子の二段スパイク、ブロックが決まり24−21とした。最後も相手のサーブミスで第2セットを取り、セットカウント2−0で北医の勝利となった。  酪農学園大学戦は相手のミスでの得点が多く課題が残る試合内容だったが、5部1位でチャレンジリーグ出場資格を得たことは大きかった。最後になりますが、この試合の応援に駆けつけてくださった大浦先生、本当にありがとうございました。

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