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2017年 道央リーグ Dououreague


2017年 道央リーグDououreague

対 北海道医療大学 1−2 ×
対 北海道大学B 0−2 ×
対 北海道科学大学 0−2 ×
結果 0勝3敗 3部4位


  • 仮幹部期間の成果と課題

 冬と春の長い間に基礎から改めて取り組み、チームの底力を上げて臨んだ春学連。守備力が付いてきた石津をエースが裏に回った時の交代要員として起用した。

東医体

 冬オフが明けてから約1ヶ月間、2年生石津を仮キャプテンとする仮幹部期間が行われた。この期間では、スパイクの精度と威力向上を目的として練習してきた。紅白戦や練習試合も行い、そこから得られたものを生かすことを目指し道央リーグに臨んだ。  第1試合の相手は、昨年も道央リーグで対戦した北海道医療大学。左利きのセッターを中心とした、レシーブ力の高いチームである。北医はスパイクでしっかりと点を取り、初戦を勝つことを目標として試合に臨んだ。  第1セット。試合開始すぐに、辻野のフライングレシーブなどで長いラリーとなるが、こちらのスパイクミスで先制されてしまった。その後もサーブカットミスが出てしまい、1−4と相手にリードされる展開となるが、中村のスパイクや志賀のサービスエースで北医も点数を挙げた。どちらも大きな連続得点がないまま試合は中盤へと進んでいくが、10−10から富田のサーブで相手を崩し3連続得点を取ったところで医療大が1回目のタイムアウトを取った。タイムアウト明けも北医が流れをつかんだまま試合は進み、藤畑のクイックなど随所に光るプレーも出た。最後は石津のスパイクが決まり、第1セットを25−15で取った。  第2セット。第1セットの勢いのままいきたいところであったが、相手セッターのツーアタックやレフトスパイクで序盤はリードされてしまった。北医も辻野のスパイクや藤畑のクイック、ブロックで加点していき中盤は点の取り合いとなった。しかし北医にミスが出始めて相手に少しずつリードされてしまう。北医はタイムアウトを取り、流れを変えようとするが点差は縮まらず、最後もこちらの繋ぎのミスで第2セットを19−25で落としてしまった。  第3セット。セット間では、ミスをしないでしっかりとスパイクで相手コートにボールを返すことを確認した。序盤、北医は石津がスパイクでブロックアウトを取るなど得点を挙げたが、こちらも相手の強烈なスパイクを上げることができず、お互い流れを掴むことができなかった。志賀のキレイなサーブカットから藤畑のテンポの速い攻撃が決まるなど良いプレーも飛び出したが、その後はミスが出てしまい、最後は相手のレフトスパイクが決まり13−15で第3セットを落としてしまった。その結果、惜しくもセットカウント1−2で敗北した。

第2試合目の相手は北海道大学B。秋学連では1部のチームであり、その時のスタメンが数人出ている非常にレベルの高いチームである。北医は1試合目からスタメンを変更し、レフトに森越、リベロに石津が入った。 第1セット。こちらのスパイクミスで2点先制されるが、相手のスパイクを志賀がブロックし北医も1点目を挙げた。そのまま富田がサービスエースを決め北医が勢いに乗るが、相手の素早いコンビ攻撃で流れを切られてしまった。その後は森越が相手のブロックの上からスパイクをたたき込み、藤畑がブロックを決めるなど好プレーも見られたが、相手の強烈なサーブやスパイクに対応することができず8−25と大差で第1セットを落としてしまった。 第2セット。第1セットの反省を生かしサーブレシーブとブロックを確認した。序盤は森越のスパイクや、辻野のAカットからの志賀のクイックが決まり点の取り合いとなった。第1セットでは全く触ることのできなかった相手のスパイクを石津や中村がレシーブでつなぎ、富田や辻野のスパイクも決まった。しかし少しずつ差が開き12−16となったところで、2本連続でクイックを決められてしまった。その後はそのまま押し切られてしまい、最後は相手のスパイクが決まり17−25で2セット目を取られてしまった。その結果、セットカウント0−2で敗北してしまった。

第3試合目の相手は北海道科学大学B。こちらも秋学連では1部のかなりレベルの高いチームである。サーブやスパイクが強力なことが予想されるが、チーム全体でボールをつなぎ点につなげることを目標に試合に臨んだ。スタメンは第2試合から変更はなかった。 第1セット。相手の強力なスパイクが決まり1点目を取られてしまうが、北医も森越の高さのあるスパイクで点を取った。志賀のサーブで相手を乱し、石津が相手の2段スパイクをレシーブするなど粘りを見せたが、なかなか点を決めることができず、3−11とリードされたところで北医がタイムアウトを取った。タイムアウト明けは、中村の鋭いサーブや富田の正確なトスからの辻野のフェイントなどが決まり始め、その後は点の取り合いとなり要所で藤畑や志賀のクイックが冴えわたったが、序盤の点差を縮めることができず17−25で第1セットを落としてしまった。 第2セット。第1セットでは、相手のスパイクをあまり上げることができなかったので、レシーブの位置やブロックとの連携を確認した。しかし相手の勢いは止まらず、いきなりジャンプサーブでサービスエースを取られてしまった。こちらも志賀のブロックや、森越のスパイクで点を取るが、第1セット同様相手のサーブやスパイクをなかなか上げることができず少しずつ点差が開いてしまった。一度もリードを奪うことができないまま試合は進み、最後は相手のライトスパイクが決まり、15−25で第2セットも落としてしまった。その結果、セットカウント0−2で敗北した。 今年の道央リーグは0勝3敗で3部リーグ4位という結果に終わった。この大会では、チャンスやカットがセッターにキレイに返ったときは、練習してきたスパイクを格上の相手に決めることはできた。しかしその一方で、スパイクにつなげるためのサーブカットやスパイクレシーブはまだまだ課題があると痛感した。これらの課題をクリアしていき、さらにレベルアップしていきたい。また今大会では工藤先生と大浦先生がお忙しい中、応援に駆けつけてくださいました。本当にありがとうございました。

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