北大医学部バレー部

対　東京農業大学　2−0　○
結果　4部昇格

• 昇格へのチャレンジ

　春学連で5部Aリーグ1位となり、一気に4部2位へ上がるチャンスをつかんだ。1年生が入った新チームでの連携もうまく取れるようになり、チームとしてはとにかく自分たちのミスを減らすことを意識して練習し、試合に臨んだ。

　対戦相手は東京農業大学。ジャンプサーブを打てる選手がいて、攻撃、守備のバランスが取れたチームであったが、全体的な実力差はそこまでなく、自分たちのミスを減らせば十分に渡り合えると感じていた。 第1セット、いきなり志賀のブロックが決まり、幸先よく先制した。その後も、相手の連続ミスやエース金子のスパイクで得点を重ね5−0としたところで、相手が1回目のタイムアウトをとった。タイムアウト後は一進一退の攻防が続き、相手センターのフェイントや北医の連携ミスなどによる失点はあったが、石津のサービスエースや富田のツーアタックが決まり、要所で得点を重ねた。相手にも焦りが出てきたのであろう、サーブミス、スパイクミスを連続し、森越のサービスエースが決まったところで16−11となり、相手が2回目のタイムアウトを取った。タイムアウト後も北医は試合を優位に進めた。金子は3枚ブロックにつかれる中スパイクを決める活躍を見せた。最後は相手のタッチネットによって得点を挙げ、25−15で第1セットを取った。 第2セット、序盤はこちらのミスが重なり、2−5とリードされたところで北医が1回目のタイムアウトを取った。タイムアウト明けは森越のスパイクや志賀のブロック等で流れを引き寄せ、一時8−8の同点としたが、相手の強力なジャンプサーブにカットを乱され再び11−15と点差をつけられてしまった。しかし、北医はチャンスボールをしっかり上げるなど、決めるべき時にしっかり得点し、粘りのバレーで17−17と追い上げた。ここで相手が1度目のタイムアウトを取った。タイムアウト明けは互いに得点を重ね、藤畑のブロックで23−22としたところで相手が2回目のタイムアウトを取った。途中、新堂が相手の難しいスパイクを何度も拾う活躍を見せた。タイム後も集中力を切らさず、最後は相手がスパイクをネットにかけ、25−23で第2セットを取り、セットカウント2−0で北医が勝利した。この結果、北医の4部昇格が決定し、翌週行われる入れ替え戦では3部昇格をかけて戦えることになった。