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2016年 道医体Douitai


2016年 道医体Douitai

対 札幌医科大学 0−2 × 
対 旭川医科大学 1−2 ×
結果 0勝2敗 第3位


  • 東医体に向けて

 北医体では予選、決勝リーグともに自分たちより上のチームと激戦を広げ、確かなチームの成長を感じた。今回の道医体は対戦校の2校とも格上のチームであり東医体にむけ自分たちより上のチームといかに戦っていくか考えるための前哨戦であった。

スターティングメンバ―
 第1試合の相手は札幌医科大学。今春に強力な新入生を迎え、北海道バレーボール連盟リーグ4部に昇格チームである。今大会以前にも何度が練習試合を組んだことがあるために、事前に念入りな準備を行い試合に臨んだ。
 第1セット序盤はこちらのミスが多く相手にリードされる展開になった。徐々に点差が開いてゆき相手に3連続得点を取られ6−11で北医がタイムアウトを取った。その後自分たちのミスによる失点は少なくなり積極的にコンビを使った攻撃で相手に仕掛けるが、木山のクイックがうまく決まらず、なかなか得点につながらない場面が多く見られた。三國、久保田がスパイクを決めるも相手の強力なサーブやスパイクに崩され16−25で第1セットを落とした。
 第2セット、相手のミスが多く序盤は点差が付かない状況であった。5−4で三國と交代し大島がピンチーサーバーとして入ったがミスをしてしまいここから相手に流れを持っていかれ4連続失点をしてしまった。その後も流れを切れず13−9で北医が1回目のタイムアウトを取った。タイムアウト後、久保田がコンビ攻撃を決めるも流れを切るまでに至らず、そこから3連続得点を奪われ2度目のタイムアウトを取った。1セット目と異なりこちらのミスは大きく減ったが相手の強力な攻撃に防戦一方となり、25−15で2セット目を終えた。このセットは自分たちのミスが少なくラリーが長く続く場面も多く見られたが、決定打に欠け相手にラリーを制することができなかったことが敗因の一つと考えられた。セットカウント2−0で敗北した。

 第2試合の相手は旭川医科大学。前年度東医体優勝校であり、北海道バレーボール連盟リーグ1部の強豪校である。
  第1セット。序盤から相手の猛攻により苦戦する展開となった。こちらが返すボールも相手の安定した守りを崩せず、予測不能なセッターのトスさばきによる多彩なコンビ攻撃によりブロックが翻弄させられる展開が続いた。こちらも焦りが募り、乱れたレシーブからもコンビにつなげようとするが合わず相手の得点にしてしまった。自分たちのミスも目立ち1度立て直すために4−10でタイムアウトを取った。タイムアウト後は自分たちのミスによる失点は減るようになったが、強い攻撃ができず、相手のコンビ攻撃により流れをさらに乗せてしまう展開になってしまった。6−16で2度目のタイムアウトを取り、攻めていくように方針をかえなんとか流れをつかもうとした。その甲斐もありレフトからのオープンスパイクが相手に対し、有効打になったが相手もミスを恐れない強気なプレーにより流れを切れず11−25で1セット目を落としてしまった。
 第2セット。1セット目を取られたため、なんとかして取りたいセットであった。序盤から相手から強力なスパイクで攻められるが、こちらも粘り強く拾いレフトにつなげ一進一退攻防を繰り広げた。6−5で三國に代わり大島がピンチサーバーとして入るがミスをしてしまいそこから自分たちのミスが続き、相手にリードされる展開となった。しかし相手のサーブミスを起点に森越のオープンスパイク、志賀のブロックと好プレーを連発しリード取り戻し持ち直した。しかしその後、相手セッターの低いトスからのレフトスパイクに苦戦を強いられ、コンビが使えずこちらのオープンスパイクも拾われるようになり、押され始めた。チャンスボールを落としてしまう場面もあったがコートを広く使いライトからのスパイクを起用するなど、なんとかリードを保っていたが焦りからかサーブミス、スパイクミスなど自分たちのミスにより3連続で失点しまたリードを失ってしまった。その後は接戦を繰り広げたが20点を互いに越し21−22で三國のスパイクから流れを寄せ4連続得点を奪取し25−22で2セット目を取り、勝敗は3セット目に持ち越された。
第3セット。道医体最後のセットである。相手からの強力なサーブにより先制点を奪われるが三國、森越レフト陣のオープンスパイクにより序盤は点差が付かない接戦であった。しかし、4−5で相手のクイックが綺麗に決まり流れを奪われてしまった。流れを変えるために三國に代わり大島がピンチサーバーとして交代した。大島のサーブは相手大きく崩し、チャンスボールが返ってきたが速攻がうまく合わず、このチャンスを無駄にしてしまった。そこからは4連続得点を奪われ、13−6で1度目のタイムアウトを取った。コートチェンジも同時に行われ、流れを切るには絶好のポイントであった。だが、奇しくも相手に先制をまたしても奪われてしまった。相手がサーブをミスしたが自分たちもサーブミスもしてしまい、5連続でポイントを奪われ、たまらず2度目のタイムアウトを取った。タイムアウト後、志賀がクイックにはいるがトスと合わずチャンスボールを返すと思われたが、相手のいないスペースにプッシュし見事に得点した。相手がここで調子を落としたのかサーブミスが連発し流れを奪うチャンスに幾度も遭遇するが、ものにできず最後は自分たちのサーブミスにより13-25で敗北した。

  今回の大会で、東医体で当たる札幌医科大学の情報や旭川医科大学からの攻撃に対するレシーブなど収穫は大きかったが結果は最下位と悔やまれるもであった。ここでの反省を生かし東医体で勝ち残れるようなチームに成長することを期待したい。 なお、今大会をもって3年生の大島、久保田が引退となった。お疲れ様でした。

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