2015年 北医体Touitai
予選リーグ
対 秋田大学 0−2 ×
対 札幌医科大学 0−2 ×
結果 0勝2敗 予選リーグ敗退
- チームとしての強さ
春学連の入れ替え戦で敗退した結果5部残留となり、また、道医体では全敗、という流れでやってきた北医体。今回は、チームの要である二人であるレフトの三國と、セッターの中島が欠場という厳しい状況の中、予選リーグを突破し、決勝リーグに進むという目標を掲げた。空いたセッターのポジションに富田を置くなどして試合に臨んだ。
第1セット、序盤は北医のミスや相手のスパイクが立て続けに決まり、5連続失点となり相手が勢いづく出だしとなってしまう。こちらも藤畑、木山のスパイクの得点で食らいつこうとするも、相手もレフト、ライトのスパイクを確実に決め、なかなか点差を縮めることができない。その後はなかなかスパイクが決まらず、つなぎやサーブのミスが連発し、相手の流れのまま、12−25で第1セットを落とした。
第2セット。流れをこちらに変えることと、サーブミスを減らすことを意識して臨んだが、1点目のクイックで相手が勢いづく。そのまま流れをもっていかれこちらの攻撃が決まらなくなり、第1セットと同じ5連続失点をしたところで北医が1回目のタイムアウトを取る。その後は相手のミス、さらに相手のレフトをおさえる大浦のブロックが成功し、北医の流れとなり、点差を縮めていく。しかし直後にサーブミスや相手のサービスエースが決まり、縮まっていた点差が再びひらいてしまう。こちらの流れに変えようと、藤畑、木山のスパイクで対抗し、さらに三輪のブロックで相手レフトをおさえるも、相手のカットをなかなか崩せず、点差が開いたまま15−25で第2セットを落とした。結果この試合はセットカウント0−2でストレート負けとなってしまった。
続く第2試合目。北医は第１試合目で負けているため、決勝リーグに進出するにはこの試合に何としても勝たなくてはならない。相手は札幌医科大学。セッターが上手く、つなぎも良い、道医体や練習試合でも何度も戦ったお馴染みのチームだ。それだけにお互いの武器や弱点を知っているため、事前に入念に確認し、万全の態勢で試合に臨んだ。
第１セット、序盤は札医のミスが目立ち、北医がリードをする好スタートを切る。しかしその後、札医のスパイクが決まり、こちらの攻撃が決まらないまま失点を重ねる。結果４連続失点をし、札医がリードしたところで、流れを切るために北医が1回目のタイムアウトを取る。タイムアウト明け直後に、大浦の強烈なクイックが決まり、北医の流れになったかと思うと、相手のスパイクでブロックアウトが続き、さらにこちらのスパイクがブロックにかかり、点差が開いてしまう。北医も大浦のクイックや志賀のスパイクでなんとか追いつこうとするが、相手のサービスエースが続き、こちらのレフトスパイクで得点を稼げず、安定しないまま北医が2回目のタイムアウトを取る。その後は志賀がクイックを決めるが、相手のミスを除いて、こちらの攻撃による得点が得られないまま16−25で第1セットを落とす。
第2セット、序盤は相手のスパイクで得点を許すも、こちらのカット陣が安定し、藤畑のスパイクとブロックが立て続けに決まる。加えて志賀と大浦の鮮やかなクイック、藤畑の華麗なサービスエースによって、流れは北医になり、7−4で札医が1回目のタイムアウトを取る。その後、札医のスパイクで先制され、流れを切らせないため、レフトにボールを集め確実に点を取ろうとするがなかなか決まらない。一方で、相手のスパイクが決まり始め、こちらのミスも目立ち、リードしていた点差が追いついてしまい、12−12で北医が1回目のタイムアウトを取る。しかしタイムアウト後、流れは札医に変わったまま、連続失点を許し、点差は一気に開いてしまう。その流れのまま、カットも乱れ始め、途中、大浦のクイックが決まるが、レフトがいい形でスパイクを打つことができず、点差は縮められない。最後、ピンチサーバーで公式戦初出場の石津がサーブを打つが、惜しくもアウトとなり、21−25で第2セットを落とす。結果セットカウント0−2でストレート負けに終わってしまった。
今回の北医体は昨年と同じ0勝2敗で予選リーグ敗退という形で終わった。目標の決勝リーグ進出は果たせなかったが、試合を振り返ると、つなぎやサーブなどでミスが目立ち、まだまだ自分たちの技術が未熟であるということに、改めて気づかされた。これを良い経験としてこれからの練習に活かし、チームとして戦うことのできる強さをつけていかなければならない。なお、今大会をもって、これまでこの部活を支えてきた4年生マネージャーの楯と2年マネージャーの和田が引退となった。お疲れさまでした。
