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2015年 道医体Touitai


2015年 道医体Touitai

対 旭川医科大学 0−2 ×
対 札幌医科大学 0−2 ×
結果 0勝2敗 第3位


  • 北医体への課題と収穫

 春学連の入れ替え戦に敗れ、5部残留が決定したのちの道医体。この道医体を躍進のきっかけにしたいと臨んだ大会だった。

スターティングメンバ―
 第1試合目の相手は旭川医科大学。北海道のバレーボール連盟リーグ2部の強豪であり、組織的なバレーボールを展開してくるチームである。
 第1セット、序盤、エース三國のスパイクが決まらず、苦しい展開からのスタートとなった。その後もサーブカットに苦しみなかなか相手のサーブが切れない我慢のプレーが続いた。流れを変えようと3−8の場面、三國が後衛に回るタイミングで三國と三輪が交代した。代わって入った三輪が相手の強打を上げる場面もあり、交代の効果は見られた。そして三輪が前衛に戻るタイミングで再び三國と交代した。試合中盤、調子を取り戻した三國のスパイクが決まり始め、中島や富田のサーブが相手を乱すこともあったが逆転には至らず、旭川医科大学の多彩なコンビ攻撃にブロックが翻弄され続けてしまった。結果、第1セットは13−25で落としてしまった。
 第2セット、序盤は北医のミス、相手の守備の良さが目立ち得点を伸ばせない。このセットも相手のサーブにつかまり、2−3から4連続失点を喫してしまった。その後三國のスパイクが決まったものの流れは切れず、そこからさらに3連続失点をすることとなった。3-13の場面から木山がストレートにスパイクをきれいに決めるも、その勢いを継続していくことは出来なかった。最終的に8−25で第2セットを終えた。このセットはサーブミスが4本と多く、流れが掴めなかったのが負けた一因だったと思える。セットカウント0−2で敗北した。

 第2試合目の相手は札幌医科大学。ブロックの裏をかいてくる正確なトスを上げるセッターを擁するチームである。
 第1セット序盤はお互いミスが多く、一進一退の攻防が続き、9−11となる。ここまでの9得点のうち1年生の志賀がブロックを含め3得点し、流れを渡したくない序盤でチームに貢献した。ここから試合は動いた。志賀、三國のブロック、木山のサービスエースで連続得点し札幌医科大学にタイムアウトをとらせた。タイムアウト後12−10から試合は再開したが相手のミスと木山のサービスエースが再び決まり14−12とさらに差を広げる。このままの流れで行けるかと思った矢先、札幌医科大学のセッターの二つのサービスエースから流れを持っていかれ、連続9失点を喫してしまう。相手のサーブミスでどうにかローテーションを回せたが、追いつかなければいけない場面でサーブミス、スパイクミスで2連続失点をしてしまいそのままの流れで札幌医科大学に17−25で第1セットを取られてしまった。
 第2セット、序盤も互いのミスで得点する展開で3−2となった。その後大浦のクイック、ブロックが決まって流れを掴み9−4となったところで札幌医科大学がタイムアウトを取った。その後は再び互いにスパイクミスが出てくる展開となった。14−8の場面でサーバー大浦に代わりピンチサーバーに二階堂が入ったが相手のカットを乱すまでには至らなかった。18−10の場面から三國のブロックを皮切りに、相手のミススパイク、富田のサービスエースで連続得点し流れを掴み21−14まで試合が進行した。札幌医科大学に2点取られたのち大浦がクイックをきめ22−16とした。セット獲得は確実かに見えたが、相手の5番のロングサーブに対応できず22−19の場面でタイムアウトを取った。しかしタイムアウト後もこのサーブを攻略できず、22−25で第2セットを終えた。結果、セットカウント0−2で敗北となった。

 旭川医科大学戦では相手との地力の差が出てしまったが、三國、木山のスパイクがストレートに決まる場面や中島、富田のサーブで相手を乱した場面もあり、収穫もある試合だった。逆に札幌医科大学戦では実力の近い相手との接戦の中での勝負強さがまだ足りない、あるいは取れるセットを取り切れない弱さが出てしまったように思えた。また1年生の志賀はこの道医体で新人賞を獲得し、プレーヤーとして良いスタートを切れたように思う。

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