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2014年春学連Harugakuren


2014年春学連Harugakuren

対 北海道医療大学 0−2 ×
対 北海道教育大学函館校 0−2 ×
対 札幌国際大学 1−2 ×
対 札幌学院大学 0−2 ×
         結果 0勝4敗 4部5位

  • 春を迎えて

 基礎を中心とした長い冬練習を終えて臨んだ春学連。怪我の木山に代わり、センターに三輪、横井を据えた。粘り強くつないで、レフトにつなげていくバレーで勝利を目指した。  初戦の相手は北海道医療大学。1セット目、序盤からサーブカットを乱され、レフトへのトスも合わずに機先を制される形となる。それでも、エース菅原による相手のレシーブ隊形の穴をついたスパイクにより得点をなんとか重ねていく。しかし、サーブカットが安定せず、トスも乱れ、それに加えてクイック、ツーアタックにより相手の思い通りにさせてしまい、たまらず一回目のタイムアウトを取る。タイムアウトが明けてからは、比較的サーブカットが安定し始めたが、セッター富田によるトスが精細を欠き、スパイカーが決めきれない状況が続く。さらに、センター三輪のブロックが相手のスパイカーに翻弄され、ブロックシステムが機能していない場面も見受けられた。横井、中島らの必死のつなぎにより点差を縮めようとするも、それ以上にこちらのミスが目立ち、相手のジャンプサーブを弾いたところで2回目のタイムアウトを取る。その後も終始相手ペースで試合を進められ、10−25で1セット目を落とした。 2セット目。序盤から相手ペースで試合を進められ、なかなか相手の流れを切れない状況が続く。その中でも、菅原の水際立ったスパイクにより相手の流れを断ち切り、横井のつなぎをレフト陣が決めて徐々に点数を重ねていく。しかし、相手の実力がそれ以上に勝っており、連続得点ができず、流れに乗れないまま試合は終盤へと差し掛かっていく。相手にもミスが見られたが、結果的に12−25で2セット目も落とし、黒星スタートとなった。 第2試合。相手は北海道教育大学函館校。この試合からセンターを三輪から木山に代える。1セット目、序盤はお互い譲らず一進一退の攻防となる。しかし、先にこちらのサーブカットが崩れ始め、菅原によるスパイクも相手のレシーブに阻まれるようになる。ミスをして点を失う場面が多く、思うように試合を運べなくなる。そのような中でも菅原の懸命なスパイクにより、中盤から終盤にかけてはシーソーゲームの様相を呈す。しかし最終的には相手のスパイカー陣にかき回され、25−27で1セット目を落とした。 2セット目。このセットでは相手のミスが目立ち、それに漬け込むようにして序盤から連続得点を重ね、こちらのペースで試合が始まる。しかし、中盤になるとこちらのミスも目立ち始める。徐々に点差が詰められ、ついには追い越されてしまう。三國がスパイクを打つも、相手ブロックに止められるなどして苦しい状況が続く。また、相手のクイックを止めることができず、さらにはレフトからも強烈なスパイクを決められ、結果的には力負けする形となり、15−25で2セット目を落とした。この結果第2戦目もセットカウント0−2で黒星を喫することとなった。 第3試合の相手は札幌国際大学。ここまで2敗同士のチーム同士で、なんとしてでも取りたい試合であった。1セット目の序盤は一進一退の攻防が続く。両チームにミスが多く、どちらも流れに乗り切れない展開がしばらく続く。お互いエースが奮闘し、粘り強いレシーブによって長いラリーが続く場面も多く見られた。終盤以降、こちらのミスがやや目立ち始め、相手がそれに乗じて流れに乗る。そのままズルズルいってしまい、22−25で1セット目を落とした。最終的には実力で押し切られたというよりも、ミスの量で負けたというセットであった。 2セット目。序盤は相手のミスもあり、こちらのペースで試合を進めることができ、長いラリーにも耐え得点を重ねていく。相手の落ちるサーブなどに苦しめられながらも、なんとかカットを上げて三本目につなぎ、得点を重ねていった。また、木山のサーブが冴え、連続得点をしていく。中盤、相手に流れを渡しかける場面もあったが、なんとか踏ん張り、最後は菅原のスパイクが決まり、2セット目は25−19で取り、勝敗の帰趨は3セット目に託されることとなった。 3セット目はいきなりこちらのミスから始まった。すぐに取り返すものの、スパイクが相手レシーバーに拾われて、なかなか決めきれずに相手のペースで試合が進んでいく。また、サーブカットが乱れ始め、三本目にうまくつながらず、チャンスボールを返すのがやっとという場面が多くなる。富田のシャット、菅原のスパイク、木山のクイックなど随所に好プレーが見られるものの、それを上回るミスを重ねてしまい、思うように点を伸ばせない。カットは相手のサーブに翻弄され、セッターの出番がないという状況にすら陥った。スパイクも無理な体勢で打つことを強いられ、相手のブロックにかかりリバウンドを繋ぐも、三本目を打つことができない。この状況を打開する手立ても残されておらす、18−25で3セット目を落とし、結果フルセットまでもつれこんだが、敗北を喫した。0勝3敗で最終戦に臨むこととなった。 最終第4試合。相手は札幌学院大学。実力的には格上の相手である。1セット目は序盤から安定感のある相手セッターのトス回しについていけず、相手スパイカーに一枚もブロックがつけず、気持ちよく決められるという場面が目立った。また、トスが乱れ、スパイクもブロックにかかり、決めきれない状況が続く。相手のサーブにも翻弄され、サービスエースを決められる場面も多く見受けられた。終始、相手のペースで試合を進められ、ラリーを制されるなど苦しい状況が続く。セット終盤に差し掛かってくると、相手に決められるというよりは寧ろこちらが決めきれず相手に流れを渡す試合展開が続く。ブロックにつくものの、上から打ち込まれ、スパイクも相手のブロックにシャットされるなどして、8−25で1セット目を落とした。 2セット目。序盤から相手の強烈なスパイク、それに加えた多彩なコンビプレーに翻弄され相手に流れを持っていかれてしまう。それでも菅原の奮闘でこちらも1点ずつ得点を重ねていく。2セット目になりブロックが機能しだすが、後ろが上げきれずに失点する場面が多くなっていく。相手のブロックは健在で、徐々に菅原が掴まりはじめ、木山のクイックでなんとか流れを切ろうとするがうまくいかない。その後も、相手の好きなようにかき回され、さらにこちらのミスも積み重なり、18−25で2セット目を落とし、セットカウント0−2で敗退することになった。 結果、春学連の成績は0勝4敗。カットやチャンスが安定せず、冬練習で練習してきたつなぎのバレーをすることができずに悔しい結果となってしまった。入れ替え戦までにカットとチャンスを立て直すことが急務となる。皆が気持ちをより引き締めて練習に挑むことを誓った。なお、この大会で川西先生、工藤先生、丹羽先生に応援に駆け付けていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

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