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2012年春学連Harugakuren


2012年春学連入れ替え戦Harugakuren Irekaesen

対 札幌医科大学 0-2 ×

  • 練習を生かすことの出来ない己の甘さ

入れ替え戦の相手は3部4位の札幌医科大学である。練習試合を数多くこなし、お互いの手の内を知り尽くした相手である。だからこそやりやすくもあり、やりにくい相手だ。けがでリベロをやっていた丹羽が復活し、攻撃枚数とフェイント処理を考えライトに起用した。また1年生2人とそれまでライトをやっていた二階堂から、センターを二階堂、リベロを富田とし新たな布陣で挑むこととなった。入れ替え戦までの練習は相手レフトを起点としたコンビに対するブロックを中心に組まれた。また、当日、札医センターの5年生が忌引の為突如試合に出られなくなるという事態もあり、こちらに有利な条件がそろった状態で挑んだはずだった。 1セット目、両方のチームが浮足立った状態で試合が進む。ラリーが続かず、こちらの攻撃がなかなか続かない。対して、相手は徐々にバックライト付近へのフェイントを多用するようになり翻弄される。その中でも、こちらのレフト陣のインナーへのスパイク、ライト丹羽のスパイクも決まる。しかし、最後はサーブミスによって、19−25でこのセットを落とす。 何とか取り切りたい2セット目。序盤は相手のスパイクミスにも助けられ、リードする。しかし、こちらのブロックミスから6−6とリードを守れない。タイム明けには堀井、菅原の両レフトが攻守ともに活躍し、相手のコンビ攻撃に対して必死に食らいついていく。菅原の長いラリーからスパイクを決めきるなど、光るプレーも見られる。しかし勝負所でのサーブミス、レシーブミスが痛過ぎた。強化してきた、コンビ攻撃に対しるブロックも機能しない。鍋島をピンチサーバーに投入するも、流れを変えることはできず、20−25で2セット目も落とす。よって、セットカウント0−2でのストレート負けとなってしまった。 練習で強化してきたはずのブロックが全く生きず、ミスも目立つことで、試合中のチームの士気が下がってしまった。結果プレーが硬くなってしまい、点数以上にやりにくい試合となってしまった。まして、相手の本センターがいない中での敗戦は、プレーの幅の少なさ技術の足りなさを痛感させられる結果となった。これからの大会シーズンに向けて、課題が山積であるが、何かを改善しなければ何も残らないと思わせられる大会となった。

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