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2012年秋学連入れ替え戦Akigakuren Irekaesen


2012年秋学連入れ替え戦Akigakuren Irekaesen

対 東京農業大学大学 2-0 ○
         結果 4部残留

  • 新チーム初勝利

 いかに上の学年に頼っていたということを実感した秋学連が終了して3週間、少しでも下の学年がチームの力になれるよう練習に挑んだ。秋学連では、ブロックがあまり機能せず、また下の学年のスパイクミスも目立ったため、ブロックとスパイクに重点を置いて練習に励んだ。しかし、このチームは経験と技術の少なさは3週間の練習で完全にカバーは出来ない。また、鍋島の膝は秋学連を経て悪化してしまい、不安を抱きながら東海大に乗り込んだ。  

 入れ替え戦の相手は東京農業大学。奇しくも、北医が2部に昇格した2008年度の入れ替え戦時の対戦相手であったチームである。そして、それ以来北医は入れ替え戦未勝利であった。東農大が5部を全勝で勝ち上がってきた勢いのあるチームでレフト、センター、ライトどこからでも攻撃ができ、手ごわい相手になることが予想された。

 1セット目、緊張からか、両チームともサーブミスが出てしまうなど、重たい空気の中試合が始まる。そんな中でも堀井がコースをつく技ありのスパイクから得点し、また富田のサービスエースもあり、流れをこちらが掴んでいく。菅原のブロックカバーからの出村のツースパイクも決まる。両チーム19‐19と並んだ中で、出村の連続サーブで一気に抜け出す。24−19とこちらのセットポイントで勝利まであと少し。しかし、焦りからか、こちらのスパイクミスなどによって、3連続でポイントを落としてしまう。それでも最後は頼れる堀井のスパイクによってこのセットを25−22で取った。  2セット目、1セット目は取ったものの終盤にはミスが続き、気を抜いたら一気にやられることは皆十分に理解できていた。序盤は相手のミスに助けられ、また堀井のサービスエースも決まり、6−4とリードする展開となる。しかし、ここから相手に攻め込まれ、7−7の同点となってしまう。しかしこの日の北医はこのままズルズルとはいかなかった。スパイクを打ち込まれても二階堂、堀井が粘り強くレシーブし、また横井、大浦のブロックも少しずつ決まり、堀井のスパイクが冴え、このセットも25−20で取り、この試合の勝利し、4部残留を決めた。

 この勝利は新チームが発足してから初めての勝利であり、また練習してきた成果が発揮できたことには大きな意味があった。この試合結果によってチームにも自信がつき、強豪ひしめく道央リーグ男子2部に向けてもいい流れができた。しかし、課題は山済みである。これを如何にこなしていき、レベルアップできるかは、個々人の力の努力にかかわっているだろう。

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